ageha BBS
filmdintの設定 - h_k
2007/05/16 (Wed) 13:48:21
こんにちは。掲示板形式になったんですね。
最近pp=l5をかませないで、filmdintだけでなんとかならないか
色々考えてました。
数値を変えていくと解除漏れが起こるところが変化するのが?
と思い、思い切った設定にしてみたら結構いい感じになりました。
filmdint=dint_thres=8/fast=0/comb_thres=256/diff_thres=0/sad_thres=0
comb_thresを切って、diff_thresとsad_thresを0。
状態のいい映像だとこれでほぼ漏れがなくなっているようにみえます。
combとdiffが微妙な数値だと取り合い?になる。のかな?
環境
OSX 10.4.9
Core Duo 2GHz
MEncoder dev-CVS-051126-18:35-3.3
Re: filmdintの設定 - ageha URL
2007/05/19 (Sat) 16:08:07
自分がfilmdintを常用していたのは2005年07月以前なので以下は古い話になります。ご了承下さい(ffmpegX用バイナリを使っていた)。
1)x86とソレ以外で挙動に違いがあります。
x86に限り、fast=0または1で輝度分析が256段階になります。
filmdintの子オプションではおそらくこれが最もデカイ(ゲンミツにはmmx/3DNow!)。
x86以外では、fast=2または3の128段階しか使えません。
ただしfast=0でもエラーなく作動します。
man 試訳
http://www.wikihouse.com/htumenc/index.php?Man%2FVIDEO%20FILTERS%2Ffilmdint
2)手許では子オプションを追い込んでも解除漏れが取りきれず、またやりすぎると別のところに解除漏れが出るという現象に悩んでpp=l5を後付けするようになりました。
以下当時のメモです。
【-vf filmdint 】
・・・http://htffmpegx.seesaa.net/article/4114432.html
【-vf filmdint その2】
・・・http://htffmpegx.seesaa.net/article/3987925.html
【filmdint常用者がpullupに手を出してみる】
・・・http://htffmpegx.seesaa.net/article/7792006.html
3)どうやら開発の主軸はyadifやmcdeintに移り、x86最適化も進んでいる様子です。
filmdint を"x86ラッパー"と呼ぶヒトもある事から、もともとはニーモックで書かれたものをCに持ってきたのではという印象を持っています。速度はともかく、全機能、CPUを問わずに使えるべきという思想があるようで、この点で地味にマンパワーが集まりにくいのかもしれません。
4)2005年07月に初めてmencoderをビルドしましたが、以後filmdintはPPCではマトモに動作しませんでした。2007年4月頃のCVSで動作するようになりましたが、1)はそのまま、またmplayerでの再生では受け付けないなどの問題を確認しています。